四国中央地域の遍路道情報

四国中央遍路道ボランティアのホームページでは、四国中央市と新居浜市との境から雲辺寺までの遍路道情報を提供しております。

【遍路道情報】

遍路道Ⅰ

 四国中央市入口から延命寺(四国別格二十霊場)までの遍路道

遍路道Ⅱ

 延命寺(四国別格二十霊場)から三角寺までの遍路道

 三島川之江ICの南側から三角寺へ至る遍路道

遍路道Ⅲ

 三角寺から椿堂(四国別格二十霊場)までの遍路道

遍路道Ⅳ

 椿堂(四国別格二十霊場)から雲辺寺までの遍路道(佐野道)

 椿堂(四国別格二十霊場)から雲辺寺までの遍路道(曼陀峠道)

遍路道Ⅴ

 三角寺から仙龍寺(四国別格二十霊場)までの遍路道(三角寺奥之院道)

 仙龍寺(四国別格二十霊場)から平山までの遍路道(堀切トンネル経由)

遍路道Ⅵ

 四国中央市入口から松山自動車道に沿って進む遍路道

 新長谷寺を経由して戸川公園に至るルート

 

*江戸時代から明治にかけて数多くのお遍路さんが歩いていた本来の遍路道

遍路道Ⅶ

 三角寺から三角寺口へ下り、土佐北街道を経由して平山へ至る本来の遍路道

遍路道Ⅷ

 仙龍寺不動堂から市仲集落を経由して堀切峠へ登り、土佐北街道を経由して平山に至る本来の遍路道

 

江戸時代から残る本来の遍路道がおすすめ!!!

江戸時代、真念が四国遍路道指南を刊行すると、四国遍路ブームが巻き起こり、数多くのお遍路さんが巡礼にやって来ました。

その時代、三角寺には大師堂はなく、奥之院の仙龍寺が三角寺の大師堂であったため、三角寺を参拝したお遍路さんは、地蔵峠を越えて仙龍寺へ向かい、仙龍寺から打ち戻って、市仲集落を通り堀切峠(峰の地蔵尊)に至り、その後、土佐北街道に合流して、平山へ下っていたようです。ちなみに澄禅は堀切峠から尾根道を通り境目峠へ向かったようです。

また、三角寺を参拝した後、一旦、三角寺川に沿って金川地区へ下り、遍路宿で一夜を過ごした後、翌朝、仙龍寺へ向かったお遍路さんもいます。そのルートは、東金川から土佐北街道経由で堀切峠へ登った後、仙龍寺へ下ったようです。

もう一つは、東金川から西方を経由して堀切峠へ登るルートです。おそらく昭和以降に整備された七曲り道をショートカットするように上る山道があったと考えられます。(小生が子供の頃、その山道を歩いて堀切峠に登った記憶がありますので・・・)

現在は、新しい道が整備されて、江戸時代から残る本来の遍路道を歩くお遍路さんはほとんどいなくなりましたが、是非、いにしえの風情が感じられる本来の遍路道を歩いて巡礼されてはいかがでしょうか。

現状報告(2017年10月31日)

①大窪の中務茂兵衛道標周辺

 仙龍寺の不動堂の手前に建つ中務茂兵衛道標付近には、かつて遍路宿が数軒建っていたようで、倒木の下に遺構などが残ってます。

 この地は四国遍路文化の歴史を知る上で重要な場所であると考えられます。

 現在、この辺りは荒れ放題で、倒木が遍路道を遮っていて、歩行は困難な状況です。

 注意して倒木を乗り越えれば通過できますが、倒木を撤去し、遍路道を歩ける状態に戻し、遍路宿跡地に残る遺構などの保全が必要です。

②遍路宿跡地から生活道まで

 遍路宿跡地から先へ進むと、すぐに道幅が狭くなり、雑草が多い場所ではどこが遍路道なのか判別し難い状態です。

 農道との分岐点辺りも雑草が生い茂る状態です。

 谷へ下りて沢を渡った後、倒木が道を遮っています。

 倒木をくぐり抜けた後、道が右側の谷へと流されていて、歩行は困難な状況です。

 その後、道幅が広い遍路道が現れ、雑草などで荒れていますが、歩行に難はありません。

 雑草の刈り取り、倒木の撤去、道が流された箇所は木の枝を切り、歩ける空間を確保する必要があります。

中務茂兵衛道標から市仲集落を通り、堀切峠までの遍路道において、上記の場所の改善が求められます。他の区間は、幾つか倒木がありますが、概ね歩行に問題はありません。荒れた区間を迂回して大窪から市仲まで車道を通れば、問題なく堀切峠まで歩くことができます。

③平山坂(土佐北街道

 堀切峠の峰の地蔵尊から下り、土佐北街道と合流した後、平山坂は荒れ放題です。

 雑草が生い茂り、また、大きく成長したシダが行く手を阻む箇所が多く、また、枝や石などが散乱し、倒木もあって、かなり歩き難い状況です。

 平山坂は大掛かりな改善作業が必要です。

現状報告(2017年11月10日)

三角寺川谷道

①三角寺から商店の脇道を下り、三角寺川へ下る未舗装の道に入ると、一面雑草に覆われていて、足元の状態さえ分からない状況です。まず、草刈機で雑草を刈り取り、道の状態を確認する必要があります。

②古い標石が建つ場所から三角寺へ上る遍路道に足を踏み入れると、すっかり薮化して荒れています。三角寺からここまでの区間の復元はかなりの労力と時間が必要でしょう。

③古い標石から分水道を横切り、西金川へ下る遍路道は、西金川の登山口から100メートル上った辺りで道が途切れて、無くなっています。無くなった場所に道を通る作業が必要です。

参考:三角寺川谷道の現状